セカンドチャンス!

タクシードライバー勤務で第二の人生を謳歌してます!

タクシードライバーは気楽だ

定年60歳になり何をするか考えた時に気楽に仕事がしたいと思い、タクシーの稼ぎ方を解説を熟読し、タクシーダライバーに就職を決めました。

最初は不安があったがまずは免許を取らねばならない、普通二種です、会社が養成で雇うので会社負担で指定の自動車学校へ行き、学科と実務の講習を受けて約20日で無事免許が取れました。

今日から実務ですが最初の10日はベテランドライバーが横について道とかドライバーとしての心得とかを教えてくれました。道は地元ですからすぐに覚えましたが、マナーとか注意することは初めてで参考になりました。

最初は主な道を流すことから始めました、プライベートでは簡単に運転していましたが、流しをするときは歩道を歩く人や車などに注意をしなければいけないのでかなり神経を使いました。最初は買い物に行く奥さんでした、ワンメーターでしたが初乗りです、流しでは中々長距離はつかめませんでしたが、慣れてくると時間帯で乗る人が分り行き場所も特定できるようになりました。

入社して半年ぐらいで会社から新人時代は古い車でしたが比較的新しい車に変えてくれて駅に入行が許されました。駅に入ると観光客とか旅行からの帰るお客さんで荷物が多いから乗る人が多いのです。

駅に入り時々長距離に当たりいい思いをしましたが、ある時台風になり電車バスがすべて運航停止でタクシー乗り場が人であふれていました、そんな時に台風が来る方向へのお客さんが乗ってきたのです、あらかじめお客さんにはいつ通行止めになるかわからないから行けるとこまで行きますと断り、駅を出ました街中は良かったのですが郊外に出ると風と雨で道が分りません、大きな橋を渡るとき大風が吹いて車がハンドルを取られて真っ直ぐに進めません、お客さんにもう無理ですと断り丁度すぐ近くにラブホテルがありましたのでそこに入りお客さんを降ろしました男女二人その後どうなったかは知りません、自分はすぐに会社に帰りその日は業務を取りやめました。

結婚式の時は前は祝儀が出ていたのですが、今はほとんど出ませんね、世知がない世の中です、タクシー運転手も年寄りばかりで後10年もしたらタクシー運転手が居なくなるかもしれません、給料が安いですからね楽して儲けたい人には向きません、しかし自分には向いています、嫌な上司はいないし気ままに仕事が出来て自分の自由になるこの仕事が好きです。

タクシードライバーに就職できて良かったことはいろんな人に出会えたことです。日本人、アメリカ人、中国人、韓国人など片言の日本語と英語で話すと自分の意思が通じるのです。
面白いことは一杯ありました、話せば尽きないことだらけです。